ピロリ菌と口臭の関係

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ピロリ菌が口臭の原因になるという場合があります。口臭の原因はいろいろありますが、普通は歯垢や虫歯、あるいは歯周病などの口の中に起きる疾病が主な原因ですが、他の消化器系や呼吸器系、あるいは糖尿病などの疾病でも特有の口臭が出る事があり、病気の発見に繋がる事があります。最近になってピロリ菌も口臭の原因になると言われる説が騒がれ始めました。ピロリ菌というと、何だか可愛らしい名前ですが、胃腸炎の原因菌として知られる結構怖い最近です。そのピロリ菌が口臭の原因だといわれはじめていまして、今までなんの口臭もなかった人が、突如口臭がきつくなったというケースで、調べてみたら胃の中でピロリ菌が繁殖していた事がわかり、早速治療をしてピロリ菌を除去したところ、口臭が治まったそうで、そこからピロリ菌が口臭の原因だと言われ始めたわけです。しかし、ピロリ菌が口臭を必ず出すというわけでもなく、普通の人間ドックでピロリ菌が発見された人で、治療前も治療後も口臭はなかったというケースもあり、口臭の原因はピロリ菌説≠ニいうのは、100%起こる症状ではないようです。


ピロリ菌と胃や食道の疾患について

そもそもこのピロリ菌の存在が確認されたのは比較的最近で、人の胃の中にピロリ菌が存在するのが正式に認められたのは1983年の事でした。胃袋は強力な胃液が分泌されているので、いかなる細菌も生存するのは不可能だと長い間考えられてきました。ところがこのピロリ菌は、自ら特殊な酵素を出して一種のバリアを張って、強力な胃酸を中和して胃袋の中で生き延びている事が証明されたのです。このピロリ菌は病原性の細菌だと言う事がわかったのは、もっと最近の話でピロリ菌が慢性胃炎や、胃潰瘍の原因になっている事がわかったのは、1990年代のことになります。健康食品の宣伝には、このピロリ菌が胃がんの原因菌でもあると断言≠オている広告もありますが、この学説は正しいと支持する学者が多い反面、ピロリ菌が胃がん発生を発生させるメカニズムは、まだ完全に証明されているわけではありません。さらに、治療によってピロリ菌を除去した人に、食道炎や食道がんを発症する人が増えたことから、ピロリ菌は胃へは明らかに悪影響を及ぼしていますが、食道に対しては、他の疾病が発病するのを抑制しているのではないかという学説も提唱されています。
つまり、ピロリ菌はまだ発見されて間もない最近であり、その正体はまだ完全に解明されたわけではありませんので、口臭の原因も100%ピロリ菌が原因で起こっているとは限らないと言う事です。しかし、ある日突然口臭がキツくなった場合、なんらかの体調異常が起きている可能性が高いもの事実ですので、病院で検査してもらいましょう。

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